お肌は内臓を映す鏡って言われていることをご存知ですか?
内臓が弱っていれば、お肌に影響が出て、肌荒れやニキビなどの問題が生じてきてしまうことから来ているんです。
特に、ストレスの多い忙しい環境で、栄養素に偏りが生じていたり、暴飲暴食を繰り返していると、内臓に悪い影響を与えることで、内臓の機能が低下し、お肌への影響が出てくるんですよ。
内臓には、いろんな部位がありますが、それぞれで体の部位に肌の異常が出やすい箇所が決まっています。
そして、背中ニキビの影響があるといわれている場所が、肝臓なんです。なので、肝臓の機能を高めるための方法を実践することが背中ニキビの原因を取り除くことになります。
お肌に不調が出たところから、どの内臓が弱っているのかを想定して、必要な対策をとって行くことが、美肌への近道となるんです。
内臓の機能
栄養素を消化吸収し全身へ運ぶ
私たちの体は、様々な内臓から作られています。食事から食べ物を取り入れ、胃腸で吸収されやすい状態へ分解して、栄養素を大腸から体内へ吸収します。栄養素は、血液の流れに沿って、他の臓器も含め全身へ運ばれていきます。
デトックス
内臓の代表的な機能の一つは、デトックス効果です。
例えば、肝臓では、アルコールを分解して無害のアセトアルデヒドに分解したり、アンモニアを無害な尿素に分解して、腎臓で濾して尿として排出します。
美肌と内臓
肌は外気に接し、内臓は体の内部にあるため、直接関係がないように思うのですが、実際には、密接に関係しています。先ほど、内臓の機能にデトックス効果があることを見ましたが、デトックス効果が働いていないと、体の各部位で発生した毒素が、無害化できる内臓まで移動せず、その場で留まってしまうことになります。
とどまってしまった毒素を排出するために、お肌から毒素があふれ、肌荒れやニキビにつながるのです。
つまり、背中ニキビができてしまう原因は、内臓の機能が正しく働いていないために、無害化しきれない毒素が肌からあふれてきたためであって、正常な状態に戻すための体の現象なんですよ。
ですので、背中ニキビを根本から改善するためには、体の内面の内臓の機能を回復するための処置を施す必要があります。
背中ニキビと内臓
デトックスの機能が低下して背中にニキビの発生につながる内臓は、肝臓だと言われています。
肝臓の機能は、先ほど述べたように、アルコールをアセトアルデヒドに分解すること、アンモニアを尿素に分解することなどです。
肝臓で、毒素が分解されないことで、毒素が血液の中に入って全身を巡ることになってしまいます。その影響で、他の内臓の機能が低下し、ビタミンなどの栄養素が不足してしまうことで、全身がだるくなったり、疲労感が抜けない体になることで、肌荒れなどの影響も出てるようになります。その影響が背中に現れるのです。
内臓の機能を高める!
これまでの説明で、背中ニキビを発生させないためには、内臓の機能を正常化させることが必要なのがわかりましたよね。
先ほどの説明で、内臓の機能が弱まった原因が、肝臓でデトックスされなかった毒素が全身をめぐることが問題だったので、そうならないようにすることが重要です。
つまり、
- ストレスをためない生活習慣を整えること、
- お酒の暴飲、肉などアンモニアが発生するような食事の暴食をしないこと
- 栄養素がしっかりとり、新陳代謝を上げること
などを心がけるようにするとよいです。ストレスは、体の不調を引き起こす問題なのですぐに対処しておきましょう。飲み会などで飲みすぎないように気を付けましょう。さらに、特に、ビタミンやミネラルを多く含む野菜などを十分にとるようにして、定期的な運動をしたり、お風呂にゆっくり入ったりすることが、代謝アップに効果的なんです。
背中ニキビを治すために、予防するために、原因の一つである内臓の機能を回復するため、上記のことに気を付けると、体の内面からニキビができにくい体質へ変わっていくのですよ。