背中ニキビがあるとすっごく恥ずかしくて、海に行くなんてとてもできないんですが、日に焼けると背中ニキビが治るなんて話もちらほら。
背中ニキビが日焼けで治るのか?治らないのか?検証してきます。
背中ニキビは日焼けで治るの?治らないの?
背中ニキビは日焼けで治る人もいますし、治らない人もいます。でも、多くの人にとっては 、治らないことが多いですよ。
治る人は、日焼けの影響というよりも、海に入ることで、傷口の殺菌作用が働いて背中ニキビが治っていったためで、背中ニキビの炎症が激しい人は、治っていきません。
あくまで軽度の背中ニキビの人が、たまたま治ったという認識でいましょう。また、日焼けするとメラニンの色素沈着があるので、日焼けで背中ニキビが治そうと思ってはいけませんよ。
日焼けは、ニキビに大敵!
多くの人にとって、日焼けをすると背中ニキビが発生しやすい状況になってしまいます。
紫外線が背中に当たると、肌の水分が蒸発することで、皮脂が過剰に分泌されやすい状態になってしまいます。また、紫外線が皮脂に当たると、皮脂が酸化して毛穴の中に詰まりやすい状態になります。
この酸化した皮脂は、背中ニキビ菌のマラセチア菌が繁殖しやすい環境を作り出すのです。その結果、毛穴の中で炎症が起き、背中ニキビが発生してしまいます。
また、日焼けした角質層は固くなるため、正常なターンオーバーができなくなり、正常な状態になるまで時間がかかります。
これも、背中ニキビを治りにくくする要因になります。
日焼けによる色素沈着!
また、日焼けはメラニンの過剰分泌を引き起こします。特に、背中ニキビができているところは、メラニンが過剰に分泌しやすく、ニキビの部分で黒いニキビ跡になってしまうことが多いのです。
背中ニキビは、20個とか30個とか多数のニキビが、同じ個所に一斉に発生しやすいニキビです。その状態で紫外線に当たると、背中ニキビの部分の一帯が黒ずんだシミのニキビ跡が広い範囲にできてしまうことにつながります。
そういう訳で、多くの人にとって、背中ニキビができたときは、日焼けをしないようにして、正しい方法で直していく必要があるんですよ。
日焼けに対する対処方法!
背中ニキビをきれいに治すためにも、日焼けしないことが大切なことです。まずは、日焼け対策を十分に行っておきましょう。
背中ニキビができているときには、患部が炎症を起こしているので、日焼け止めクリームを塗ることができません。ですので、日焼け対策に、飲む日焼け止めサプリを飲んでおくようにするとよいですよ。
飲む日焼け止めの中には、紫外線対策のために成分に加えて、ニキビ対策になる美容成分も多く含まれるサプリがあるので、注意して選ぶことがオススメです。
また、紫外線カット性能のある服や日傘、カーデガンなどで日焼け対策をしておくことも大切ですね。
メラニンが色素沈着してシミになってしまうと、ターンオーバーを繰り返してきれいになるまでに時間がかかってしまいます。
ピーリングや美白効果の高い化粧品を使う必要があり、コストがかかってきてしまうので、背中ニキビの時点で、正しい方法で、治しておきましょう。
まとめ
背中ニキビを日焼けでは、治りません。早く背中ニキビを治すためにも、背中ニキビ跡を作らないためにも、日焼けはできるだけ避けるようにします。
日焼け対策は、飲む日焼け止めサプリなども利用すると、日焼けもニキビにも効果がある成分が含まれるものもあるので、利用するとよいですよ。
また、日焼けにも背中ニキビにも効果があるのは、背中の徹底した保湿を行うことです。保湿は、肌を滑らかにして、正常なターンオーバーを促す作用があります。
背中ニキビの炎症を抑えたうえでターンオーバーを繰り返すことで、背中ニキビは治っていくのです。
そのとき使う化粧品は、背中ニキビ専用の化粧品を使う必要があります。